八郎潟へ初めて遠征する方々のためのコーナーです。プランニングから交通、飲食、宿泊などの情報を掲載しています。八郎潟にはコンビニやレストランが少ないため、初めてこられる方は要チエック!このコーナーはREDPEPPERSが勝手にご案内いたします(監修:STC裏番長)。
上図が八郎潟の規模です。山手線がすっぱり入るくらいらしいです。山手線でいうところの、目黒~池袋あたりが西部承水路、品川あたりまでが東部承水路、南側の広いとこが本湖または調整池と呼ばれます。湖面積はともかく、ショアラインは長いです。とても一日でまわりきれる規模ではありません。また、東西の承水路をボートで行き来できませんので、どっちで釣りをするか事前に決める必要があります。
遠征はそう簡単に行けるもんじゃないので、慎重に決める必要がありますね。季節ごとにまとめてみるとまとめると以下のとおり。参考程度に。
シーズン | 水温 | アシとか | 水位* | レンジ | イージー度 | 備考 | ||
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4月 | 10~15℃ | 枯れ枯れ | 4/25から満水 | 0.5~1.5m | ★★★ | 温暖化のせいか?昔より水温が高い。よって釣れ始めも 早い。良い場所に入ればミノーのジャーキングで入れ喰う。 | ||
5月 | 15~20℃ | 新芽 | 満水 | 0~2m | ★★★★★ | ベストシーズン。魚もグッド。朝夕は結構寒いので上着を用意しよう。 | ||
梅雨 | 20~25℃ | 伸び盛り | 0~3m | ★★★★★ | コバスも元気いっぱい。いろんな釣りができるが、アフターっぽいヤセバスが多くなる。雨ならトップ最高だけど高緯度なので比較的雨が少なかったりもする。 | |||
真夏~9月上旬 | 25~28℃ | パンパン | ★★★★ | 梅雨明け2週間はかなり暑い。沖のハンプで入れ食い。北日本なので台風の影響はわりと少ない。アシ奥やホソのフロッグゲームが面白い。 | ||||
9月中旬~下旬 | 28~20℃ | 普通 | ★★★★ | 釣果のムラが出はじめる。秋のパターンへ。 | ||||
10月 | 20~13℃ | 普通 | 低 | ★★★★ | 水温も安定し、秋の荒食いに当たればスゴイことに。ハードルアー大活躍。 | |||
11月 | 13~8℃ | 枯れ出す | 0.5~1.5m | ★★★ | 水温も大分下がり釣り辛くなるが、場所によってはキロフィッシュの連チャン有り。ターンオーバーに注意。 | |||
12月 | 8~0℃ | 枯れ枯れ | 1.5m以下 | ★★ | 上旬は頑張ればまだ釣れる。ワカサギがかなり釣れる時期。 | |||
1月 | 0℃ | 全く無し | 氷上 | バスは× | 早ければ上旬から凍り出す。下旬にはワカサギの氷上釣りで賑わう。 | |||
2月 | ワカサギの氷上釣り真っ盛り。 | |||||||
3月 | 0~10℃ | 枯れ枯れ | 0.5~3m | ★★ | 温暖化のせいか?昔より水温が高いので、実際は下旬から釣れ出す。 |
こんな感じです。やっぱりゴールデンウィーク~梅雨明け前が一番イージー。GWやお盆休みは釣り人で混雑するので皆さん譲り合いの精神で楽しみましょう。
八郎潟は農業用のため池です。最下流部に膨張水門があり人為的に水位調整されます。4月25日から9月10日まで農業用水の管理がされ、この期間は高水位傾向に。それ以外の期間は、基本的に最低水位で管理されています。また代掻きの濁水が一気に流入すると、バス達が一斉に沈黙することもあります。近年、代掻きの濁水が、環境の悪化を招くとされ、大潟村の農家では、この時期、代掻きの濁水を湖に流さないように努力しています。
諸説諸々の農薬散布ですが、個人的には「殆ど影響ない」と思っています。人によっては「全然釣れなくなる」と言いますが、農薬散布が行われるのは「夏の風が弱い日」が多いです(ヘリコプターから散布するため)。一般的に「夏の無風」は農薬云々以前に「釣りにくい」です。散布日は予め決まっていますので、気になる方は事前に周辺市町村役場産業化等へお問い合わせください。(大潟村では、ここ近年ヘリコプターによる大規模な農薬散布は行っていません。)
別項で宿の紹介とかしてますが、その前に全体的な位置関係を紹介します。で、なんでこんな図を載せたかって言うと、朝昼の飯問題が大きいのです。特に西部店はまわりに商店がないので、たとえば、大潟村の宿を予約した場合、ウエストサイドマリーナに行く前に、新生大橋を超えてコンビニに行かなくちゃいけません。往復で20キロくらいあるので覚悟しましょう。地図の右上の方に温泉街があるらしいのですが、買い物を考えたら、そっちの方が便利っつー話しもあります。もちろん、前日に食い物を買い込むって手もありますが。
そんで釣りの話しですが、西部はレンタルボートでいける範囲が狭い(たぶん南北に10キロくらい)ので、9.9psのアルミボートクラスがあれば、丸一日あれば全域をさらっとチェックできます。2日間以上なら初日を下見と割り切って2日目以降に釣りまくりましょう。
反面、東部承水路は、その倍以上の湖岸線と、数倍の面積があるので、初めてなら1日ではとてもまわり切れません。また、パッと見、変化に乏しいので、絞り込みは大変です。一応有名ポイントはありますが、ヤマダテ目標も少なく、難しい感じです。手っ取り早く釣りたいならガイドサービスを頼むのも手です。また、規模が大きいので、バスの絶対数や潜在的なビッグフィッシュはぜったいに東部~本湖が上だと思います。入れ食いになったときの爆発力は西部も真っ青じゃないでしょうか。
で、本湖は、気が遠くなるほど広いです。釣れるのは主に岸近くとはいえ、対岸がかすむ程の規模です、っていうか 私は西部メインなので、東の事はあまり知りませんが。因みに西部と東部はボートでの行き来ができません。なんだかごちゃごちゃ書いて解りにくくなってきたんで、まとめて挙げると