HBA第5戦レポート
☆HBA第5戦 オー・エス・ピーカップ
日時:令和元年9月22日(日)
場所:八郎潟東部承水路
天気:曇りのち雨
水温:21度前後
競技時間7:00~13:00
参加人数:43名(内ボーター28名)
(リミット25㎝以上3本)
3本 16/30チーム
2本 5/30チーム
1本 3/30チーム
0本 6/30チーム
★大会ゲスト 有限会社オー・エス・ピー代表取締役 並木敏成プロ
HBA2019トーナメントシリーズ第5戦、今回はオー・エス・ピー代表並木敏成氏をゲストに迎え秋色に染まってきた空の下で今シーズン一番の好釣果の熱戦が繰り広げられた。
前回第4戦以降、シャロ―レンジにおけるファーストムービングルアーへのバスの反応が更に拍車をかけウェインを果たした選手の多くはクランクベイトがメインパターンとなっていた。
遠藤 佐藤組(山形県)は、前日のプラクティスの感触をもとに釣行エリアを馬場目川1本に絞るというぶれない戦略で見事優勝した。彼らは前日から透明度の高い馬場目川に見えバスを確認しており、当日は、そのバスを如何に釣るかに専念した。まず、ファーストムービングルアー(今回はブリッツEXDRを使用)を岸際にキャストしそのリップが着底した時点でSTOP。もう一つは、チューニング(内容は不明)したハイピッチャー3/8㌉にトレーラーフックを装着、リバーチャンネルの落ち際へタイトにピッチングしフォールさせる、またエスケープツインテキサスリグをボトムの障害物に引っ掛け外すという3つのパターンで49㎝2,000gを含む3,930gを叩き出した。
今回A.O.Yが掛かっている三浦選手(青森県)は、東部承水路のドシャローのリップラップでクランクベイトの早巻きのみで3,800gと安定した釣果で2位に入賞した。
福島+澤田(青森県)組は、事前情報で、バスはシャロ―エリアでベイトを追っているとの情報を得て、当日は前者と同様に、クランクベイティングの戦略をとった。主なエリアを井川としたのが正解だった。パートナーがコンプリートスクエア、福島選手はフラットサイドクランクをメインに、風がやんだタイミングでロングビルミノーを駆使し2,940gで3位に入賞した。
加藤(新潟県)+村井(秋田県)組は、前大会で2位に入賞した豊川に再度入り、皆が巻物中心で攻める中、OSP HD 3Dの2.2gワッキーリグで前回同様に攻め、2,740gを釣り上げ4位とまたもやお立ち台をゲットした。彼らのポイントは、この時期バスがステイする場所のようだ。
最後に、舘岡(秋田県)選手は、今期ボートトラブルに幾度と見舞われ、結果が出せずにいた。承水路でキーパーを狙っていたがウェイトが伸びないので、地元アングラーの勘が働いたのか急遽馬場目川へ移動、すると成績上位の先行者が何人もいたが臆せず丁寧にダウンショットで河口の流木などを釣り、最後に47㎝1,820gのキッカーを仕留め5位に入賞することが出来た。これで彼もようやくクラシック戦出場の権利を獲得した。
※大会参加選手に加え、並木敏成プロのセミナーやサイン会を目当てに多くのアングラーが集まってくれた。
ゲストの並木敏成プロは、残存湖流入河川側のリップラップをブリッツ、ブリッツMRを状況に合わせローテーションさせ2,750gと今大会4位に入賞するウェイトをウェインした。
今回ゲストで一般選手と同じフィールドで釣りをしてもらった訳だがそこは歴戦の世界的アングラー、前日のプラクティスで既に湖の状態を把握し、当日のルアーローテーション、天候によるルアーのカラーチェンジを含め、多種多様なルアーチョイスの方法を参加選手に学ばせてくれた。